【購入前に必読】サーフボードを正しく選ぶ方法と初心者にオススメのサーフボードブランド5選

今回の記事は、『サーフボード購入前』に必ず知っておくべき基礎知識についてです。 初めてのサーフボード購入を失敗 […]

最終更新日:2018年8月23日

今回の記事は、『サーフボード購入前』に必ず知っておくべき基礎知識についてです。

初めてのサーフボード購入を失敗しないために、正しい眼を養っていきましょう。

サーフボードって何?適したサーフボードの探し方

サーフボードは、サーフィンをするために絶対に必要な道具の1つです。

サーフボードには様々な種類があり、いろいろなことを考慮してその場面で適した板を使い分けます。

サーファーのレベルに合わせる

サーフボードには、乗り手のレベルにあったものが存在します。サーフボードは、サーファーのレベルに合わせて選ぶ必要があるのです。

初心者ドライバーがF1に乗っても乗りこなせないように、サーフボードにも『その人のレベルにあった板』があるのです。

運動には自信があるのだけど?

これは、どんなに運動能力に自信がある人でも同様です。

運動神経がいい人でも、『波にまともに乗れるようふき出しになる』までには長い時間がかかります。

大事なのは、『自分の身の丈にあったサーフボードを選ぶこと』です。そうしなければ上達まで、遠回りをしてしまうことになります。

自分のレベルを理解してサーフボードを選ぼう

波の大きさに合わせる

サーフボードは、波の大きさに応じて使い分けるのが一般的です。

一枚では足りないの?

最初のうちは一枚で足りますが、上達するにつれて必ず複数枚サーフボードが必要になります。

波にのるための道具を理解し、状況に応じて使い分けられるようになる必要があるのです。大きい波のための板や、小さい小波で大活躍するものなど、サーフボードに種類があることを理解していきましょう。

波のコンディションに合わせてサーフボードを選ぼう

波のコンディションに合わせる

サーフボードは波のコンディションによっても、使い分けます。

ここで言うコンディションとは波の大きさではなく、『性質』のことです。

どういうこと?

大きさが同じでも、波の性質は地域や気候によって大きく変わります。

自分が一番波乗りをするサーフスポットに適したサーフボードを選ぶことが、とても重要です。

ホームの波の平均がとても小さいのに、ハワイのでかい波用のサーフボードを購入しても出番がほとんどないままに終わってしまうことでしょう。

【参考になる記事】小波用サーフボードについて

自分の乗る波を理解してサーフボードを選ぼう

目指すサーフィンのスタイルに合わせる

サーフィンの世界には、『スタイル』と言う言葉があります。全てのサーファーが、同じゴールを目指しているわけではないことも、サーフィンの大きな魅力の1つです。

どのサーフボードを選ぶかがスタイルを決定づける?

選んだサーフボードは、確実にサーファーのスタイルを決定づける要素となります。

自分がなりたいサーファーを明確にすることが、『目指すスタイル』に近づく第一歩になります。

購入前に学ぼう!サーフボード各部名称の説明

ノーズ

サーフボードの先端部分を指します。尖っているものや丸みがあるものなど、サーフボードの特性によって違った形状になります。

初心者に適しているノーズは?

初心者が適しているのは、丸みがあるノーズです。

理由は簡単で、丸みがあるノーズのサーフボードのほうが漕ぐ(パドリングする)のが楽だからです。 

サーフボードの先端を『ノーズ』と呼ぶ

テール

サーフボードの後ろ端のことです。テールの形状の違いによって、板の性質が大きく変わります。

サーフボードの後ろ端をテールという

ロッカー

ノーズの反り具合のことを、『ノーズ・ロッカー』と言います。テール部分の反り具合のことを、『テール・ロッカー』と呼びます。

初心者に適しているロッカーは?

反りが大きいほど、上級者向きのサーフボードです。また、サイズのある波に適しているのも、ロッカーが大きいサーフボードになります。

初心者に適しているのは、できる限りフラットなサーフボードになります。

レール

サーフボード側面のことです。レールの形状は、『ターン』と直接関わりがあるとても重要な要素の1つです。

直線に近いレールや丸みがあったりと、様々な形状のものが存在します。

また、レールには『エッジ』があるものもあります。真横から見たときに、レールの尖り具合に違いがあるのです。

『ハードレール 』『ソフトレール』と大別することができ、それぞれに適した波があります。

初心者に適しているレールは?

初心者に適しているのは、『ソフトレール』です。

サーフボードの側面を『レール』と呼ぶ

デッキ

サーフボードの表面(足を乗せる部分)のことを、『デッキ』と呼びます。

デッキにワックスをつけるの?

サーフィンでワックスをつけるのは、デッキ部分です。くれぐれもスノーボードのように、滑走面につけないように気をつけましょう。

【参考になる記事】サーフボードのワックスの塗り方。コツはしっかり塗り込まないこと!?

サーフボードの表面は『デッキ』

ボトム

サーフボードの底面(海面に触れる部分)を、『ボトム』と呼びます。

滑走面になるボトムには、フィンを取り付けるボックスが取り付けられています。

フィンは取り外しができるの?

フィンには様々な種類があり、状況に応じて交換して使用します。

中には、『グラスオンフィン』と呼ばれるボトムと一体化しているフィンもあり、それぞれに利点や欠点が存在しています。

サーフボードの滑走面は『ボトム』

コンケーブ

コンケーブとは、サーフィンのボトムにあるくぼみのことです。これらのくぼみは、サーフボードに様々な特性を与えます。

初心者に適しているのは?

初心者に適しているのは、癖のない『フラットボトム』です。

ストリンガー

サーフボード中心に走る木製の芯のことを、『ストリンガー』と呼びます。

一般的にはバルサ材が多く、サーフボードの強度を上げるために使用されます。

全てのサーフボードにストリンガーがあるの?

強度の高いサーフボードの場合、ストリンガーがないものも存在します。ストリンガーをつける代わりに、レール部分をカーボン等で補強したものも見つけることができます。

初心者に適しているストリンガーは?

初心者の段階ではストリンガーはそれほど重要ではないので、頭の片隅に入れておくだけで十分だと思います。

サーフボードの真ん中を走る木材は『ストリンガー』

リーシュプラグ

リーシュ(コード)とサーフボードをつなぐための部位を、『リーシュプラグ』と呼びます。

どうやって取り付けるの?

ヒモが通せる穴が付いていて、その紐をリーシュプラグの先端に取り付けます。

初心者の段階で、リーシュの正しい取り付け方を学ぶのが重要です。

リーシュを取り付けるためのパーツをリーシュプラグと呼ぶ

フィン

サーフボードの舵取りの役目を果たす部位を、『フィン』と呼びます。

フィンには様々な種類があります。

  • シングルフィン(フィンがひとつ)
  • ツインフィン(フィンが2つ)
  • トライフィン(フィンが3つ)
  • クアッド(フィンが4つ)

初心者に適しているのはどのフィンセッティング?

人によっては、『初心者はトライフィンから始めるべきだ』と言う人もいます。

そのような考えになる理由は、『競技サーフィンがゴールである』という認識があるからです。

僕自身は、『初心者であっても自分が好きなフィンを選んでいい』と考えています。

先述したようには大事なのは、自分がどのようなサーフィンを将来的にしたいのかを、ぼんやりとでもイメージしておくことです。

初心者も好きなサーフボードフィンを選ぶべき

フィンボックス

フィンを取り付けるための部位を、『フィンボックス』と言います。

フィンを取り付ける部分を『フィンボックス』という

サーフボードの種類

ソフトボード

ソフトボードは、スポンジでできたサーフボードです。

ソフトトップでサーフィンができるの?

甘く見られる存在ですが、実際には波乗りを十分に楽しめる最高の遊び道具です。ソフトトップボードは、初心者がサーフィンを体験するための最適なサーフボードだと言えます。

スポンジ製のソフトボードでのサーフィン動画がこちら。

ソフトボードの利点は?

ソフトボードは、何よりも安全なのが一番の利点です。スポンジでできているので、大きな怪我に繋がりにくいです。

初心者のうちはサーフボードを取り回しができずに、ほかのサーファーにぶつけてしまう危険性も大いにあります(実際に失明したり、骨折につながるケースもあります)。

そういった心配をせずにサーフィンを楽しめるのが、オススメする一番の理由です。

是非はじめてのボードとして検討して見てください。

適している人

初心者から上級者まで

ソフトトップのサーフボードが初心者に一番オススメする

パフォーマンス型ショートボード

パフォーマンス型ショートボードは、最も初心者に購入して欲しくないサーフボードです。

どうして初心者向きじゃないの?

パフォーマンス型ショートボードでは、『波に乗る難易度』が上がります。海に行ったのに一度も波に乗れなかったのでは、上達するわけがありません。大事なのは、『波に乗れるサーフボードを選ぶこと』です。

パフォーマンス型ショートボードの購入は、ある程度波乗りについて理解が深まってからでも遅くありません。

短いサーフボードに挑戦したい気持ちがある人は多いですが、順序を経て移行したほうがスタイリッシュなサーフィンを身につけられます。

適している人の目安

上級者 

ハイブリッドフィッシュ(モダンフィッシュ)

ハイブリットフィッシュとは、パフォーマンス型ショートボードとクラシックなフィッシュの中間に位置するサーフボードです。

パフォーマンス型とは違うの?

ハイブリッドボードは、ノーズ側にボリュームを集めているものが多く小波でも波に乗りやすくなります(技術は必要)。

どうしてもパフォーマンス型ショートボードからサーフィンを始めたい方は、ハイブリットフィッシュがオススメです(下写真のサーフボードは、Lost Round Nose Fish)。

適している人の目安

中級者以上

【参考になる記事】スーパーブランドによる最新ボードモデルのモダンフィッシュ「Siamese Twin」

ハイブリッドフィッシュは初心者にもオススメできる

レトロフィッシュ

クラシックなフィッシュは、楽しめる波の範囲が広いサーフボードです。

どんな利点があるの?

小さい波から頭の高さまで、乗り手の技術があればどんな波でも乗りこなすことができます。正しいサイズの板を選べば、初心者でも波乗りを楽しむことができるはずです。

クラシックなフィッシュであれば、小波でもサーフィンが楽しめる

初心者でもフィッシュに乗っていいの?

短い板に挑戦したい初心者の方は、フィッシュを検討しても問題なしです。

長いサーフボードと比べるとテイクオフは難しくなりますが、努力を続ければ短い板でも必ずできるようになります。

適している人の目安

初中級者以上

ガンボード

ガンボードは本来、非常に大きな波で使うサーフボードです。実際は、小さな波でも楽しむことができるものが多いです。

初心者でも乗れるの?

ロッカーが強すぎる場合は乗りこなすのが難しくなりますが、フラットなものを選べば初心者でも楽しむことができるはずです。

ただしターンの練習には向かないので、注意が必要です。

適している人

初中級者以上

ミッドレングス(ファンボード)

ミッドレングスも、初心者が楽しむことができるサーフボードだと言えます。ショートボードよりも長くロングボードよりも短いため、ミッドレングスと呼ばれています。

ファンボードと言われるのも、ミッドレングスです。

ミッドレングスは初心者向き?

初心者にお勧めできますが、モノによっては向かないものもあります。その理由は、様々な形状のものがあるからです。

購入前に、サーフボードに詳しい人に相談して見ましょう。初心者にとってミッドレングスで大事なのは、できるだけロッカーが少ないサーフボードを選ぶことです。

適している人

初中級者以上

ミッドレングス(ファンボード)は初心者に適している

ロングボード

ロングボードは、初心者にもお勧めできるサーフボードです。

ただし重さがあるので、取り回しに危険も伴います。

普段からガラガラのサーフスポットで練習できる人は、ロングボードから始めても全く問題ありません。

ただし、混雑するサーフスポットで練習をする人は、人を怪我させる可能性があることを肝に命じてください。

どうして怪我をさせてしまうの?

ロングボードは重量があり、凶器にもなり得ます。初心者ロングボーダーが自分の板を扱いきれずに人にぶつけたり、相手のサーフボードを傷つけてしまいトラブルに巻き込まれる例は多いです。

ロングボードは、ソフトトップを乗りこなせるようになってからでも遅くはありません。

ショップで触って見て無理だと感じたら、あせらずにソフトトップからステップアップして行くことをオススメします。

適している人

初中級者以上

【参考になる記事】サーフボードの選び方。初心者はロングが良い、とは思わない理由

ロングボードは重く、初心者には取り回しが難しい

初心者にオススメのサーフボードメーカー5選

キャッチサーフ(CatchSurf)【初心者に一番オススメ】

初心者に一番オススメのサーフボードメーカーは、『キャッチサーフ』です。

キャッチサーフなら、波乗りを楽しく始めることができるのは間違いありません。

キャッチサーフならサーフィンを学べる?

キャッチサーフは、独自のストリンガーが入っていて本来のサーフボードに近い感覚で波に乗ることが可能です。

こちらの動画でわかると思いますが、通常のサーフボードと同じように乗りこなすことができています。

サーフボードと海に初めて入る初心者にとって、危険性が少ないことは大きな利点になります。キャッチサーフであれば、大きな怪我に繋がる心配も少なくなること間違いなしです。

持ち運びも軽く頑丈で、初心者にも扱いやすいのも素晴らしいことです。

【ナキサーフ販売ページ】CATCH SURF

ファイヤーワイヤー(FireWire)

ファイヤーワイヤーは、個人的にオススメのサーフボードメーカーです。

初心者が楽しむことができるサーフボードのラインナップも多く、頑丈な構造のものが多いです。

Firewireのオススメのサーフボードは?

特にオススメしたいサーフボードは、『サブムーン』です。

ロングボードかショートボードの狭間で悩む人に、オススメのサーフボードです。

【公式サイト】FIREWIRE JAPAN公式ホームページ

ロスト(Lost)

初心者にロストをお勧めする理由は、そのラインナップの豊富さです。

プロが使うようなパフォーマンスモデルから、小波で楽しめる板までたくさんの種類が販売されています。

フィッシュやオルタナ系と呼ばれるサーフボードであれば、初心者でも努力次第で楽しむことができるはずです。

初心者にオススメのモデルは?

ロストの中で一番初心者にオススメしたいモデルは、『Puddle Jumper』です。

【ロスト正規販売店】Luv Surf(Lost 各モデル紹介)

アーモンドサーフボード(Almond Surfboards)

初心者も乗ることが可能なバランスの取れたサーフボードを作っているのが、『アーモンドサーフボード』です。

ミッドレングス(ファンボード)のラインナップも豊富で、選ぶことに悩むことになるのは間違いありません。

そして何よりも、『アーモンドサーフボード』は見た目が非常に格好良く渋いです。

品質はどうなの?

もちろん渋いだけでなく、サーフボードとしての性能の高さもお墨付きです。性能だけでなく見た目も重要だと考えている初心者に、ぜひオススメしたいサーフボードメーカーです。

【販売サイト】https://realsurf.jp/almond-surfboards

チャンネルアイランドサーフボード(Channel Island Surfboards)

チャンネルアイランドは、アルメリックという有名なシェイパーが作り出したブランドです。

ショートボードが基本的なラインナップですが、ミッドレングスなど小波でも楽しむことができるサーフボードも販売しています。

どんな初心者にオススメ?

一流のシェイパーがデザインしたサーフボードでサーフィンがしたい人に、オススメのブランドです。

【チャンネルアイランド公式販売ページ】Channel Island Surfboard by Almerrick




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。