サーフボードの『ストリンガー』と『しなり』【種類と特徴】

『ストリンガー』とは、サーフボードの中心にある『芯(しん)』のことです。様々な種類が開発されていますが、主流は […]

最終更新日:2018年5月13日

『ストリンガー』とは、サーフボードの中心にある『芯(しん)』のことです。様々な種類が開発されていますが、主流は『木製』のストリンガーです。

『ストリンガー』は、サーフボードに強度を与えます。

ここで重要なのが、ストリンガーには『しなり』も必要だということです。

『しなり』が必要な理由は以下の通りです。

サーフボードに『しなり』が必要な理由は?

加速性能の向上

サーフボードがターンの最中に『しなること』で、元の形に戻ろうとします。それが、『ターン後の伸びるような加速感』につながります。

強度の向上

『しなり』はサーフボードに強度も与えます。固いだけでは、『強度』が増したことにはなりません。

簡単に説明すると?

ガラスをイメージしてもらえたら、わかりやすいと思います。ガラスは『固い』ですが、割れやすいです。ある一定の『衝撃』までは耐えられますが、それを超えると割れてしまいます。

サーフボードに、適度に『しなり』があることで、『衝撃』を逃がすことができます。

【関連記事】サーフボードの『幅』について【サーフボードシェイプの基礎知識】

ストリンガーが『レール』に設置されたサーフボード

『ストリンガー』が、レールに施されているサーフボードもあります。

『Firewire』のFST (エフエスティー) や TimberTek (ティンバーテック) が有名です。

※レールとは、サーフボードの側面のことです。

パラボリックバルサレールの特徴は4mm厚のバルサ材を3つ組み合わせた12mm厚のバルサ材であり、フレックス性のコントロールだけでなく、レールへの衝撃の緩衝剤としての役割も果たしています。
引用元:(http://www.firewirejapan.com

 

ストリンガーがレールに設置されたサーフボード

ストリンガーに使われる主流の木材は『バルサ材』

『バルサ材』は世界で一番軽い木材で有名です。

バルサ原木を加工して板状、または棒状に加工した木材をバルサ材と呼ぶ。 バルサ材は軽く、加工しやすく、重量に比べて強度が大きい。
引用元:(https://ja.wikipedia.org/wiki/バルサ

ストリンガーがないサーフボード

ストリンガーがないサーフボードもあります。

どこのブランドがやっているの?

『LOST』の『カーボンラップ』もそのひとつです。ストリンガーの代わりに、カーボンを利用して『強度』をあげます。

ストリンガーがないサーフボード

Superbrandの『Superflex Technology』もストリンガーがないサーフボードです。
『EPS素材』にカーボンを巻くことで、強度を与えています。強度と同時に、適度な『しなり』も得ることができます。

まとめ《ストリンガーとサーフボードのしなりの話》

『ストリンガー』と『しなり』の関係は、奥が深いですね。『しなり方』は、乗り手の好みもあると思います。

僕のサーフィンレベルではまだ、違いがよくわかりません。なんとなく『伸びたターン』ができている気がするだけです。

プロレベルの知り合いが話す、『サーフボードの違い』にはまだまだついていけません。

いつの日か、その話し合いに参加できるように精進していきます。

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サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。