タイド(潮の満ち引き)とは【サーフィン・いい波の選び方】

今回はサーフィンを始めたばかりの人に読んでほしい、『波のタイド』についての記事です。サーフィンをするためには、 […]

最終更新日:2018年7月29日

今回はサーフィンを始めたばかりの人に読んでほしい、『波のタイド』についての記事です。サーフィンをするためには、『いい波』が必要不可欠です。タイドがわかれば、いい波が立つ時間を見いだすことができるようになります。

いい波でサーフィンをすることは、上達するためにも絶対に必要なことです。

今回の記事は、『タイド(潮の満ち引き)』についてです。

【参考になる記事】海の自然のなるほど「潮の満ち引き」

サーフィンの基本を理解しよう

波ができる理由を最初に説明します。下図のような状況であればイメージがしやすいと思います。

サーフィンができる波が生み出される瞬間

海の底にある段差によって、『行き場を失う水』ができます。行き場を失った水は『上に向かう力』へと変わります。

上に向かう力が波が作るの?

その力が『サーフィンができる波』を生み出しているのです。上の図で示した矢印のエネルギーが大きければ大きいほど、波は大きくなります。

ホワイトウォーターと「サーフィンができる波」の違いに関してまとめた記事はこちら

サーフィン初心者が陥りやすいテイクオフ上達の落とし穴

タイド(潮の満ち引き)が波に与える影響

まずは下図をご覧ください。

ハイタイド(満潮)とロータイド時(干潮)の波の違いを図にしました。基本的には、ロータイドの方がほれた波(角度のある波のこと)になります。

ロータイドとハイタイド、バレルができやすいのは?

エネルギーの大きさにもよりますが、バレルができやすいのは『ロータイド』の時間帯であることがわかると思います。

潮の満ち引きが作り出す波への違い

最初に説明した『行き場を失った水』の動きをイメージしてください。

海の底で、行き場を失った水が上に向かってきます。ハイタイドに比べると、ロータイドは海底から水面までの距離が近いため、海底で発生したエネルギーの影響を多く受けます。

つまり、(1)の波よりも(2)の方が、急激に立ち上がってくる波になります。

ロータイド(干潮)の波の特徴

  • バレルになりやすい
  • サーフィン初心者のホワイトウォーターでの練習は、ロータイド時がオススメ

ハイタイド(満潮)の波の特徴

  • ロータイドよりもショアブレイクが大きくなりやすい
  • 海のエネルギーが小さいと、サーフィンができる波が上がってこない

サーフィンができる波を生み出すためには海のエネルギーが絶対不可欠

まとめ

今回の『タイド(潮の満ち引き)が波に与える影響』の記事はいかがでしたか。

僕が、サーフィンを始めたばかりの頃は、波について全く理解していませんでした。『波』を完全に理解すれば、サーフィンの上達が早くなるのは断言できます。

サーフィンを始めると、海のことをもっと知りたくなります。それも、サーフィンの大きな魅力の一つかもしれません。タイドが変わると、波の表情も大きな違いを見せます。それぞれのサーフスポットに適したタイドがあり、『いい波が立つタイミング』で海に入ることは、とても大事なことです。

そして、いい波を選べるようになるとサーフィンの上達が早くなります。波を見る目が養われれば、波に乗れる回数が増えるからです。

最初のうちは、上手い人のサーフィンをじっくり観察してもいいかもしれません。焦って海に飛び込まず、上級者の真似をすることも大事なことです。もしも、上級者がすぐに海に飛び込まないのであれば、何か理由があるはずです。

タイドがサーフスポットに合っていないので、潮が変わるのを待っているのかもしれません。

理由が見つかった時、あなたのサーフィンのレベルがまた1つ上がっているはずです。

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サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。