サーフィンのターンが必ず上達する6つの秘訣【全種類のターンに共通】

今回の記事は、『サーフィンのターン』についてです。 サーフィンを始めたばかりのために、ターンを成功させる6つの […]

最終更新日:2018年7月29日

今回の記事は、『サーフィンのターン』についてです。

サーフィンを始めたばかりのために、ターンを成功させる6つの秘訣を書きました。

初心者にとって、ターンは鬼門です。特に横ノリのスポーツの経験がない方は、手探りで練習をしていると思います。

ターンは失敗を繰り返すうちにできるようになってきます。しかし、間違えた方法でターンを習得してしまうと、格好悪いサーファーになってしまいます。

かっこ悪いターンをするサーファーって?

典型例としてあげられるのが、『ガニ股サーファー』です。

ガニ股サーフィンの癖がついてしまうと、後で修正するのが大変になります。見た目が格好悪いだけではなく、ターンの上達にも影響してきます。

最初から格好いいサーフィンができるように、ターンの基礎知識を身につけて行きましょう。

【関連記事】テイクオフに悩んでる方はこちらの記事がおすすめです→サーフィン初心者が陥りやすいテイクオフ上達の落とし穴

これらの方法を試せば初心者もターンがすぐにできるようになります。

後ろ足の膝を意識する

初心者にありがちなターン失敗例の1つに、『ガニ股サーフィン』があります。横ノリのスポーツの経験が一切ないサーフィン初心者に、特によく見られる失敗例です。

どうしてガニ股だとダメなの?

ガニ股になるとサーフボードのコントロールが一気に難しくなってしまいます。

ガニ股サーフィンになってしまうとターンができなくなるので気をつけよう

僕はサーフィンよりもスノーボードを最初に始めました。

年数で言えば、20年以上前になります。サーフィンはまだまだ下手くそですが、スノーボードの場合は、上級者レベルと自分で言えてしまうぐらい自信があります。

小学生の頃、一番最初に教えられたコツは『後ろ足の膝を前足につける意識を持つ』ということでした。

そのアドバイスを聞き入れたことで、綺麗なターンができるようになりました。ターンの際は特に、後ろ足の膝を内側に曲げることが重要です。

サーフィンではどうなの?

後ろ足の重要性は、サーフィンにも共通して言えることです。

ここで気をつけたいことは、自分の思っているサーフィンと、人から見た自分の姿には違いがあるということです。

本人が後ろ足の膝を内側に曲げているつもりでも、他人から見たらガニ股がったということがよくあります。

確かめる方法はないの?

サーフィン仲間に頼んで、ガニ股になっていないことを確認してもらいましょう。ビデオで自分のサーフィンを撮影してもらうのも、上達するための1つの方法です。

横乗りスポーツの経験がある人は、サーフィンでガニ股になりません。

その理由は、後ろ足の膝を無意識に内側へ入れているからです。

上半身と連動するターンを意識する

サーフィンのターンには大きく分けて二種類あります。

  • 上半身のひねりと反動を利用したターン
  • 上半身と連動するターン

最初に身につけるべきサーフィンのターンは、『上半身の動きと連動したターン』になります。

上級者になると状況に応じて、上半身の反動を利用してサーフボードをコントロールすることがあります。

反動を利用したらダメなの?

サーフィンのターンを学び始めた段階から、体のひねりを利用して曲がろうとする初心者の方がいます。サーフボードは実際に動くのですが、限定的な動きしかできません。

最初に学ぶべきなのは、反動を利用しないターンです。

応用のターンは、技術がついてくるにつれて自然と身についていきます。

最初は、土台となる基礎技術をつけるべきです。

上半身を動かす反動を利用したサーフィンのターン例

レールを使ってターンを行う

大きなレールを使ったターンをするためには、『上半身の動きと連動したターン』が必要不可欠です。

確かめる方法はないの?

サーフィンのターンを理解するために、陸上で以下の動作を実践して見てください。

両手を胸の前で合わせて、指先をターンしたい方向に向けてみてください。

そうすると胸がターンしたい方向へ向きます。胸がターンしたい方向に向いているということは、肩が動いているということです。この上半身の動きが下半身へと伝わって行きます。

上半身と下半身を連動させると・・・

肩と胸が動くと、それに連動する形で腰が動きます。その腰の動きがサーフボードに伝わっていくのです。ここで大事なのが、1つ目のコツで学んだ膝の意識です。両手の指先を進行方向へ限界まで動かして見てください。

後ろ足の膝が自然と内側に曲がろうとするはずです。

サーフィンのターンの動作を陸上で試してみましょう

がに股だと同じ動作がやりにくい?

ガニ股で、上記した動作をもう一度試してください。

ガニ股になってから手を合わせて、進行方向へ手先を向けます。

そうすると、腰の動きが下半身に伝わっていないことがわかるはずです。ガニ股サーフィンのスタイルは、腰の回転する可動域も極端に狭くなります。

次にその状態で、後ろ足の膝を前足の膝につける意識で曲げて見てください。

実際に膝と膝をつける必要はありません。後ろ足の膝を前足につける意識だけでもいいです。そうすると、ガニ股では無理だった場所まで腰が回転しているのがわかると思います。

ここまでの2点のコツを理解するだけでも、ターン上達の速度は一気に早くなります。

【関連記事】アシンメトリー(左右非対称)のサーフボードでターンが上達【サーフボードシェイプの基礎知識】

ターンの上達を最速で得るために必要なこと

ターンしたい方向に目線を向ける

目線をターンしたい方向へ向ける理由は、2番目のこつである『上半身と連動したターン』のためです。

どうして目線が重要なの?

目線は体の軸に直結しています。目線を動かすと、首が動きます。頭の軸を回転させることで、上半身の動きに連動します。

目線は、人間の体の動きをリードする一番最初の動作です。ターンしたい方向に対して反対を見ていたら体の軸の回転を止めてしまいます。体の軸の回転が止まるとサーフボードの動きも止まります。

目線を一番最初に、ターンしたい方向へ向けて見ましょう。そこから全てが始まります。

目線を行きたい方向に向けることでターンのきっかけを作ってくれます

後ろ足の置き場所を決める

後ろ足の位置はとても重要です。

サーフィンのターンでよく言われるのは、『フィンボックスの上に足を置く』ということです。後ろ足をフィンボックスの上に置くことで、フィンを支点とし、半径の小さなターンが可能になります。

後ろ足の置く場所が決まっているの?

ここで気をつけたいのは、フィンボックスの上に足を置くことが必ずしも正解ではないことです。

ターンの種類によっては、後ろ足をフィンボックスの上に置く必要がない場合もあります。

こちらの動画内のサーファーの後ろ足だけに注目してください。ターンの直前に後ろ足を後側へ移動していることを確認できるはずです。

サーフボードのシェイプによっては、前足側(ノーズ)にボリュームが多くあるものがあります。

どんな違いがあるの?

そういったサーフボードは重心がノーズ寄りにあるので、通常のライディングの際に前足に荷重がかかります。それに伴って後ろ足も前側によるので、ターンをする際に後ろ足を動かす必要が出てきます(後ろ足をテール側に動かす)。

自分の持っているサーフボードにあったターンのスタイルがあることを知りましょう。

自分のサーフボードに適したターンのやり方があることを知ろう

ターンに入る直前、重心を低くする

ターンの途中は、腰を落として重心を低くする必要があります

なんのために重心を落とすの?

一度体を伸ばしてあげることによって、重心をしっかりと落とすことができるようになります。その落とした重心を足に伝えて行くことでターンにきっかけを与えます。

ターンの際に重心を足に伝える方法は、体を伸縮させること(腰を落とすこと)です。

うまくやるコツはないの?

上級者であれば無意識でもできるのですが、初心者の頃は意識してやる必要があります。『伸びて縮んで』と、頭の中でつぶやきながらターンをして見てください。

サーフィン初心者がターンを最速でマスターするための秘訣

まとめ

サーフィンのターンは難しいです。その理由の1つに、同じ波が2度とないことが挙げられます。波の大きさや、スピード、様々な条件によって違った体の動きが要求されます。

状況に応じたターンがわかるようになるまでには、何回も失敗を繰り返し習得していくほかありません。数多くの経験を繰り返すことによって、波に合わせたターンができるようになるはずです。

同じ動作やターンを繰り返す反復練習を繰り返すことができないため、上達の速度も他のスポーツより遅く感じます。思っているようなターンがなかなかできません。

だからこそサーフィンには、他のスポーツでは体験することができない楽しさがあるのだと思います。

うまくできたときの喜びは、最高としか例えようがありません。うまくいったとき、水中でガッツポーズしてしまうことがあるほどです。

僕はまだまだ発展途中で下手くそですが、いつの日か思い描いたターンができると信じて練習しています。

海に通って、時間と体力が許す限りサーフィンに打ち込みましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。