前足でサーフィン?それとも後ろ足?【足への重心のかけ方を考察】

サーファーの特徴(重心のかけ方)は大きく二つに分けることができます。 前足に重心が常にあるサーファーと、後ろ足 […]

最終更新日:2018年5月13日

サーファーの特徴(重心のかけ方)は大きく二つに分けることができます。

前足に重心が常にあるサーファーと、後ろ足でサーフィンをするタイプです。英語ではそれぞれ、『Front foot Surfing(フロントフットサーフィン)』『Back Foot Surfing(バックフットサーフィン)』と呼ばれています。

どんな違いがあるの?

これはそれぞれのサーファーが持つ癖のようなもので、自分がどちら側か認識するのが『サーフィン上達の近道』になります。

『前足荷重派』と『後ろ足荷重派』はよく議論されますが、一番の理想はプロのように、状況に応じて使い分けることです。

しかし、サーフィンを始めたばかりの人は、必ずどちらかの足に重心が偏り(かたより)ます。

前足荷重と後ろ足荷重の違い

サーフボードを選ぶ際に重要な『足の位置』と『荷重のかけ方のくせ』

自分の荷重のかけ方の癖を知ることは、サーフボードを選ぶ際に非常に重要な要素になってきます。

どういうこと?

例えば、ノーズ(サーフボード先端)が非常に丸いフィッシュタイプのサーフボードに乗ったとします。前側に浮力があるサーフボードは、重心(スイートスポット)が前側に位置しています。

このタイプのサーフボードを乗りこなすには、前足に荷重をかけることが必要になります。

ショートボードだと?

一方、先端が尖っているパフォーマンスタイプのサーフボードは、重心(スイートスポット)がやや後ろ側に位置しています。乗り手は、フィンに近い方に重心を置くことになります。

パフォーマンス型のサーフボードは、『後ろ足荷重派』に適していると言えます。

このように、足への荷重のかけ方を分析することで、『自分に適したサーフボード』を選ぶことができます。

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前足荷重サーファーはスピードが自然とつく

『前足でサーフィン』の特徴

前足荷重だと、『フィンを起点としたターン』が難しいです。

自然とターンの半径は大きくなり、『レールを使ったターン』が中心になります。前足に常に荷重があるサーファーは、トップでスプレーを飛ばすサーフィンが難しく感じるはずです。

前足荷重だと、どんなターンができる?

前足に荷重を置くことでスピードをつけ、カットバックで大きな円を描いて戻ってくるサーフィンだと思います。

僕自身は、前足荷重サーファー(Front footer)です。10歳からスノーボードを始めて、常に前足に重心をかけるように教えられてきたので、そのくせがどうしても抜けません。

ボトムターン時の写真がこちらになります。前足に、荷重をかけすぎているのがわかる写真です。

ボトムターン時は後ろ足に荷重をかける必要がある

『後ろ足に荷重派』であれば、この時点で、波のトップでスプレーを飛ばしているはずです。

どうしてそれができないの?

僕の場合は意識しても前足に荷重があるため、それがなかなかできません。この時はバレルを狙いに行ったので、『前足に荷重』があったのは結果としてよかったです。

しかし『後ろ足サーフィン』が必要な場面も沢山あります。

『後ろ足でサーフィン』の特徴

スプレーを飛ばしたり、リップをガンガン攻めたいタイプのサーファーは『後ろ足のサーフィン』が要求されます。

どうして後ろ足荷重が必要なの?

えぐるようなボトムターンから波に対して垂直に攻めるためには、後ろ足に荷重をかけることが必要不可欠です。ボトムに降りた際に、後ろ足荷重を意識することで、フィンを起点とした鋭いターンが可能になるはずです。

後ろ足荷重でターンができれば切れ味のあるターンが可能になる

まとめ

『前足でのサーフィン』と『後ろ足でのサーフィン』、状況に応じて使い分けれたら一番理想的ですね。

サーフィンは、前足に荷重をかけるとスピードがつきます。初心者の方は、『前足に荷重をかける』意識で練習するのがいいと思います。




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。