目線の動きを理解してサーフィン上達【先行動作を学ぶために必要なこと・初心者向け】

サーフィンをしているとき、見るべきポイントはどこでしょうか。 的確なポイントを見る方法を学ぶことで、サーフィン […]

サーフィンをしているとき、見るべきポイントはどこでしょうか。

的確なポイントを見る方法を学ぶことで、サーフィンに必要な『先行動作』をマスターすることができます。

目線の動きは、サーフィンにおいて非常に重要な『先行動作』の1つです。

目から肩、肩から胸、胸から腰へと動作は連動していきます。

正しい目線の使い方がわからないとダメなの?

目の動作がコンマ1秒遅れただけで、サーフィンのパフォーマンスに大きな変化を与えます。まずは、こちらの動画をご覧ください。

動画内で、上級者のサーファーの目線のリードがわかるはずです。Goproのマウスマウント(口にくわえるタイプのマウント)を使用して撮影された動画です。

動画は顔の動きに対して撮影されているので、目線はさらに早く動いていると考えてください。

まずは波のどこを見るべきか

目線先の基本は、『進行方向』です。

目線先まで距離は、『近すぎない』ことがポイントです。距離にして3m以上は離れている場所を、見るように心がけてみましょう。

サーフィンでは近くを見過ぎないことが転ばないようにするコツ

どうして近くを見すぎると良くない?

人間は近くを凝視してしまうと、体に揺れが発生してしまいます。

試しにコップに水を入れて、歩いて見てください。

コップの中を凝視しながら歩くよりも、数メートル先を見ながら前進したほうが水面の揺れが少なくなるはずです。

注意することは、『目線だけに集中しすぎないこと』です。あくまでもリラックスした状態で、目線を意識するように心がけるようにしてみましょう。

目線先は固定したほうがいいのか

目線先は一点で固定せずに、進行方向の範囲内でわずかに動かしながら、状況を把握するようにしましょう。

サーフィンは常に波の動き方を見ながら、『次にするべき動作』を選んでいく必要があります。そのためには、『目から得られる情報』をフル活用する必要があるのです。

テイクオフ直前の目線は?

テイクオフ直前は、もっとも目線が動くときです。

テイクオフのためにパドリングを始めたら、周囲を素早く見渡しましょう。確認することは、いくつかあります。

他のサーファーとの位置関係と進行方向の状況

まず最初に確認するべきなのは、『ほかのサーファーとの位置関係』です。

進行方向や、同じ波に対してテイクオフを試みているサーファーがいないか、素早く確認しましょう。

どうして、他のサーファーの位置関係を把握する必要がある?

この作業は、安全に波に乗るために非常に重要です。必ず、しっかりと確認をするようにしてください。自分の波になるという判断ができたら、素早いパドリングでテイクオフに入りましょう。

波の崩れる方向

テイクオフの動作に入ったら、左右を確認して波の崩れ方を予測します。綺麗に割れていく方向を判断ができたら、進行方向に目線を向けてください。

進行方向に目線を向けるとどうなるの?

そうすると自然と体が連動し、ボトムターンの動作がスムーズになります。

横に走っているときの目線は?

状況にもよりますが、横に走っていくだけであれば、2〜3メートル先に目線を置くように意識して見てください。

足元を見たらどうなる?

近くを見すぎると、バランスを崩してワイプアウトしてしまいます。

慣れるまではとにかく、リラックスして目線を進行方向の先へ向けることを意識しましょう。

目線は常に進行方向へ向けよう

そのほかに見るべき重要なポイントは、『波の崩れ方(なみのトップ)』です。

ダンパーになると判断ができた場合、プルアウトかボトム側に降り切ってワイプアウトを避けるようにしましょう。

ダンパーってなに?

※ダンパーとは、波が同時に崩れてしまうことです。サーフィンは横に走るものなので、ダンパーではサーフィンができません。

ターンの時は回りたい方向へ目線を向けよう

次はターンの時の目線について、考えてみましょう。

ターンでも、目線を進行方向に向ける基本は変わりません。ただし、ワンテンポだけ目線を早めに動かすように意識してみてください。

どうして早めの動作が必要?

目線のリードによって、体の軸が回転するまでには時間がかかります。ジャストのタイミングで目線を動かしても、体がついてくるのがわずかに遅れてしまいます。

動作が遅れてしまうと転んでしまったり、ワイプアウトする原因になるのです。

先行動作の練習方法は?

一番のオススメの練習方法は、スケートボードです。横ノリのスポーツで、サーフィンのための目線の意識を練習しましょう。

どうやって練習するの?

最初のうちは行きたい方向へ目を向けるだけで練習になります。目線から連動して体の軸が回転していくのを、しっかりと意識しながらトレーニングを行いましょう。

スケートボードでサーフィンの先行動作を学ぼう

まとめ

サーフィンは、目線の使い方を知らないと上達が遅くなります。

横を向きながら100m走をするのが難しいように、それぞれのスポーツには最適な『目線の使い方』があるからです。

進行方向に自然に目線を向けることで、サーフィンの技術は確実に向上していていきます。まずは、進みたい方向へ目線を向けて見てください。

それをきちんと実行するだけで、サーフィン上達への大きな一歩になります。




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。