テイクオフでサーフボードに立つタイミング【サーフィン・テイクオフの原理】

『テイクオフの時にどのタイミングで立つべきか』という質問は、サーフィン初心者が共通して持つものです。 この質問 […]

最終更新日:2018年5月16日

『テイクオフの時にどのタイミングで立つべきか』という質問は、サーフィン初心者が共通して持つものです。

この質問に対しての明確な答えは、存在しません。

どうして答えがないの?

その理由は、サーフィンは波に乗れたらサーフボードの上に立つものだからです。波に乗るために立つのではなく、波に乗れたからサーフボードの上に立つのです。

初心者の頭の中は、サーフボードの上に立つことでいっぱいになっています。『立たなきゃいけない』という気持ちが、波に乗れていない段階でテイクオフを試みる原因になってしまうのです。

それじゃあいつ立てばいいの?

テイクオフで立つタイミングは、『波に乗れた時』です。

波に乗れたら、サーフボードに立ってみましょう。サーフィンは自由なものです。立ちたくなければ立たなくてもいいのです。しゃがんでいたければしゃがんでもいいのです。

それを忘れないようにしましょう。

サーフボードに立つ前に『波にのること』を学ぼう

テイクオフの極論を言えば、サーフボードに寝そべったままでも波にのることはできます。波に乗れた結果があって、サーフボードの上に立ったというのがサーフィンの本質なのではないでしょうか。

どういう意識で練習したらいい?

『サーフィンはサーフボードの上に立つもの』と決めつけず、まずは波に乗ることに集中しましょう。

この原点を理解しているかいないかで、上達の速度は大きく変わります。

原理を理解すればテイクオフは簡単にできる

サーフィンのテイクオフの仕組み

サーフボードではなく、違う例で簡単に説明して見ましょう。

あなたの目の前にソリが置いてあります。とある人があなたに言いました。『斜面を滑りながらソリに立って見て』

あなたはそれに挑戦してみることにしました。

このときあなたは、どのように斜面を滑り降りますか?

きっと助走をつけたあと、最初にしゃがんだ状態で斜面を滑り降りるはずです。そしてそのあと、バランスが取れことを確認して立つのではないでしょうか。斜面の上で、ソリが静止している状態で最初から立とうとする人は1人もいないはずです。

座っていた方が安定する・・・

この時に本人が望めば、しゃがんだままでも斜面を滑り終えることができます。

サーフィンも同様です。立たなくても、波に乗ることができます。サーフィンは、波が作り出した斜面を滑り降り続けていくものです。ソリと同じです。

その原理がわかれば、必ず波に乗れます。

サーフィンはソリと似ている

テイクオフで一番大事なこととは

テイクオフで大事なのは『まず波に乗ること』です。

波がきたら、力強くパドリングを行ってください。タイミングが合うと、波に押されているのを感じるはずです。

無理して立たないでいいの?

最初のうちは、波に乗る感覚を覚えることが大事です。立つ練習は、波に乗れる確率が上がってからでも遅くありません。

最初のうちは、あなたのサーフボードでボディーボードをしてみましょう。

ホワイトウォーターでの練習は、少し違う原理が存在しています。詳しくはこちらの過去記事をご覧ください。

立たなくても波に乗れるのがサーフィン

まとめ

初心者は、波に乗ることよりも『立つことを目的としている場合』が多いです。

その目的意識を『波にのること』に変えるだけで、あなたのサーフィンは劇的に改善します。ボディボードの経験者は、サーフボードの上に比較的簡単に立つことができます。

その理由は、ボディボーダーは波にのることを知っているからです。

まずは波に乗りましょう。波に乗れたら、あなたはいつでもサーフボードの上に立つことができます。

そのタイミングは、あなたの好きなタイミングでいいのです。




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。