格好良すぎる究極のテクニック。レイバックターンについて徹底的に研究【コツとやり方】

最終更新日:2019年2月3日今回の記事は、『レイバックターンについて』です。 『レイバックターン』とは、こち […]

最終更新日:2019年2月3日

今回の記事は、『レイバックターンについて』です。

『レイバックターン』とは、こちらのようなターンのことを指します。

レイバックのやり方

今回の記事作成にあたり参考にした動画は、こちらになります。

一番重要なポイントは?

動画内でも述べられていますが、レイバックターンにおける『目線の動き』を理解することがとても重要です。

通常のターンであれば進行方向に向けて目線のリードを行いますが、『レイバックターン』は目線を向ける先に大きな違いがあります(詳しくは記事中盤で)。

それは同時に、上半身の動きにも大きな違いがあることを意味します。

レイバックとは何か

レイバックターンを英語にすると、『Lay back』です。直訳すると、『後ろに寝そべる』です。

簡単に説明するとどんなターン?

スピードと波の力を利用して、背中側に倒れこみながら後ろ足を蹴り込み、スプレーを飛ばしながらボードを動かす技術のことです。

体をひねった反動を利用して、サーフボードを『無理やり』ねじ込んでいく、究極に格好いいターンです。

通常のターンとレイバックの目線の違い

それでは先ほどの参考動画から、二つのターンの『目線と首の動きの違い』について着目していきます。

まず最初はこちらの写真をご覧ください。こちらのターンは、通常のトップターンになります。目線が進行方向に向いているのが、わかるはずです。

通常のターンの目線と首の動き

レイバックの場合は?

続いては、レイバックを行なっているときの目線の動きです。進行方向に対して逆側の後ろ足に向かって、目線が動いているのがわかります。

レイバックの目線

このように、レイバックと通常のターンには、目線の動きから大きな違いがあります。この目線の動きの違いをしっかりと理解することは、レイバックターン習得に必ず役立ちます。

簡単に説明すると?

目線の動きは、首の動きと肩の動きに連動していきます。

目線の動きが逆を向くということは、上半身の使い方が『通常のターン』と全く別物だということになるのです。

レイバックターンをする際の上半身の使い方

上の画像を見ると、『レイバックターン』はある一定の場所で、回転する動作が『止まっている』のがわかるはずです。

通常のターンと全く違う・・・

この動きは、サッカーや格闘技のキックに非常に似ています。試しに、サッカーのキックをするときの動作を行なってみてください。

上半身の使い方が、サーフィンの通常のターンと全く違うのがわかるはずです。レイバックターンの上半身の使い方に近いのは、その『動き』です。

どういう意味?

レイバックターンの際は、『蹴る側力のインパクト』を強めるために、上半身を使っています。

レイバックターンでは『キック』をする時のように上半身を使い、体のひねりを利用して脚に『力』を発生させているのです。

レイバックの手順とコツ

ここからは別の動画を参考にしながら、レイバックターンの手順を説明していきます。

参考にする動画はこちらです。圧倒的なパワーサーフィンで、力強いレイバックターンを見せているのは、タヒチ出身のサーファー、Michel Bourezです(レイバックのシーンは0:55秒から)。

スピードをとにかくつける

レイバックにおいてとにかく重要なのは、十分なスピードをつけることです。スピードがなければ、体を後ろ側に寝かせることは非常に難しくなります。

重心はやや前側にボトムターンを行う

スピードが減速しないボトムターンを行い、トップに向かっていきます。この時点ではまだ前足側に荷重がかかっているのが、動画からわかるはずです(動画内1:37付近)。

トップに登り始めたら後ろ足へ重心を移動

トップに向かって登り始めたら、後ろ足荷重に変わっていきます(動画内1:45付近)。

この時点で、サーフボードのレールを入れていきます。上半身をほぼ動かさない状態で、足の動きだけでサーフボードのレールを入れる動作を担っているのがわかります。

後ろ足を蹴り込む

この時点でレールが入っているのは、サーフボードテール側の半分になります(動画内1:59付近)。

サーフボードテール部分が沈んだ状態になれば、蹴り込む準備ができている状態です。

前足側の腕を上げて、後ろ足側の手で水面にタッチする

後ろ足でサーフボードを蹴りこむのと同時に、上半身が逆方向へ向かって動いていきます(動画内2:00付近)。腕を動かすことにより、より大きな反動を得ることができます。

これはサッカーのキックでイメージすればわかりやすいのですが、腕を動かさないでいては、ボールを遠くに飛ばすことはできません。

レイバックターンでも同様に、腕の力を利用する必要があるのです。

ターン中は目線の先が後ろ足へ

最初に説明したように、目線の先をしっかりと後ろ足側に固定するのが重要です。

どうして?

進行方向に目を向けてしまうと、肩も連動して動いてしまいます。そうなると、十分な力で後ろ足を蹴り込むことができなくなってしまうのです。

レイバックの目線

サーフボードが回りきったら体を起こす

サーフボードが止まったら、その慣性の力を利用して、上体を起こしているのがわかります。

スピードがないとどうなる?

スピードがついていない状態でレイバックの動作に入っても、蹴り込んだ後に体を起こすのが難しくなります。

また、サーファーに十分な腹筋がなければ、そのままワイプアウトしてしまうのです。

レイバックのやり方

まとめ

今回のレイバックの特集は、自分自身の勉強の意味も込めて研究しました。

皆さんは華麗なレイバックができますか?

原理が頭でわかっていても、実際に成功させるのが難しいのが、サーフィンなのです。

自分自身はまだまだなので、これからも練習を続けていきます。

基本的に自分はデッキパッドをつけない派なのですが、限界まで蹴り込んだレイバックをしたい方は、つけてみてもいいのかもしれません。

 




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。