エポキシ製サーフボードが初心者に最適な理由【利点と欠点まとめ】

エポキシボードは、初めて使うサーフボードとして最適です。その大きな理由は、『非常に頑丈』だからです。 結論を挙 […]

最終更新日:2018年5月16日

エポキシボードは、初めて使うサーフボードとして最適です。その大きな理由は、『非常に頑丈』だからです

結論を挙げるとすれば、『エポキシ製のサーフボードは買って良い』です。

エポキシボードって初心者用じゃないの?

エポキシボードと聞くと、少なからず初心者のボードというイメージが先行してしまいます。実際は、エポキシ製のボードは決して初心者のためだけに作られたサーフボードではありません。

エポキシの特性を理解した上で所持すれば、素晴らしいサーフボードとして活躍するはずです。

そもそもエポキシボードってなに?

エポキシレジンを使用してフォームブランクスを覆っているサーフボードのことを、エポキシボードと呼びます。

最初に理解するべきことは、エポキシとはサーフボードの殻の部分を指すということです。サーフボードを覆っている殻が、エポキシと呼ばれる樹脂なのです。

それってどういうこと?

簡単に説明すると、通常のサーフボードに使用されている殻(ポリエステルレジン)よりも数段硬いのがエポキシレジンになります。

エポキシレジンと組み合わせるフォームブランクスは、EPSフォームかXPSになります。

サーフボードのフォームブランクスの種類についてはこちらを参考にしてください。

エポキシ製サーフボードの利点

まずはエポキシボードの利点を考えて見ましょう。

エポキシ製サーフボードは頑丈で長持ち

エポキシの最大の利点は、『傷がつきにくく頑丈』であることです。

通常のサーフボード(PU+ポリエステルレジン)は簡単に傷がつきます。

波に飲まれて肘などがサーフボードに当たると、簡単に凹んでしまいます。レールを強く握ると指の跡がついてしまうこともあります(厚めのガラスクロスを使用したり重ねて強度を高める方法もあります)。

エポキシだったら傷がつかないの?

エポキシボードは、ちょっとやそっとの衝撃では傷が付きません。指のあとをつけることは、まず不可能です。車からサーフボードを降ろすときにコンクリートにぶつけても、簡単には割れません。

だからこそサーフボードショップの店員は、初心者にエポキシボードを勧めるのです。

頑丈で簡単に壊れないことは、上級者にとっても大きな利点になります。一枚でもエポキシ製のサーフボードを持っていたら、大活躍するはずです。

エポキシボードは非常に頑丈で強度がある

軽く速い

エポキシボードは軽いです。これは、エポキシレジンと組み合わせられるフォームが軽量のものだからです。サーフボードが軽いと、パドリングの走りだしが速くなります。

エポキシ製サーフボードの欠点

軽すぎてボトムに降りていかない

サーフボードが軽いことは、欠点にもなります。

テイクオフの時にサーフボードに自重があれば、楽にボトム(波)に降りていくことができます。一方、サーフボードが軽すぎると、サーファーがサーフボード先端を抑える必要が出てくるのです。

欠点を補うことはできる?

ほとんどの場合は、サーファー側のテクニックで解決することができます。波に合わせた軽いサーフボード(エポキシボード)でのテイクオフは、練習すれば必ずできるようになるはずです。

しならない

サーフィンでパフォーマンスを追求すると、サーフボードがしならないことは欠点になります。

しならないのは、エポキシが固すぎるからです。

しならないとダメなの?

しならないと、ターン後の伸びが減ります。サーフボードが弓のようにしなれば元の形に戻ろうとする力が生じ、ターンの後に加速できるのです。

ただ、これらの利点を感じるためには乗り手のレベルが高いことが必要不可欠です。通常のサーフィンを楽しむレベルであれば、違いはほとんどわからないと思います。

こんな人はエポキシボードがおすすめ

  • サーフボードを長く使いたい人
  • 小波メインで楽しみたい人
  • サーフボードを自分で修理するのが苦手な人
  • サーフボードの凹みが気になる人

エポキシボードが適している人は多い

エポキシボードを購入する際の注意点

エポキシ製のサーフボードを購入する上で気をつけたいのが、エポキシ樹脂の特性を理解したシェイプデザインになっているかです。

正しい知識を持ってシェイプされたエポキシ製のサーフボードは、高い性能を持っています。

まとめ

一部の格安サーフボードメーカーが劣悪な製品を販売していることもあり、エポキシボードに対して悪いイメージを持っている方も多いとは思います。

もっとも重要なのは、サーフボードを作っている人がエポキシ樹脂の特性を理解しているかどうかです。

シェイパーに明確な目的があってエポキシを使っている場合、その特性をより活かすシェイプデザインになるからです。

簡単に説明すると?

ガツガツのパフォーマンス型ショートボードでエポキシだと不自然ですが、小波用のクルージングができるオルタナボードであればエポキシの方がいい場合が多くあります。

次に大事なのは、エポキシ製のサーフボードに適した波を知ることです。

その理由は、エポキシ製のサーフボードの欠点は利点にもなり得るからです。例えば、サーフボードが軽いとボトムに降りにくいという欠点になりますが、走り出しが早いという利点にもなります。

エポキシの欠点は利点にもなる・・・

『エポキシだからできない』と考えるのではなく、『エポキシだからこそできる』ことを探して見ましょう。通常のサーフボード(PUボード+ポリエステルレジン)との違いを楽しむことは、必ず上達に結びつきます。

エポキシ製のサーフボード、試したことがない方は一度乗ってみることをお勧めします。

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サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。