ミック・ファニングがついに引退!インタビュー動画詳細【サーフィン・ニュース】

https://youtu.be/QJCWA7hG-0A 2018年2月28日、ミック・ファニングが引退を表明 […]

最終更新日:2018年5月1日

2018年2月28日、ミック・ファニングが引退を表明しました。

3度の世界チャンピョンに輝いたミック・ファニング。輝かしい功績を残し競技サーフィンから退きます。

パフォーマンスが一切落ちていなかったミックファニングに対して、引退を惜しむ声も多くあったようです。

インタビュー動画内で、引退の理由について詳しく語っています。

ミック・ファニングの引退の理由は、年齢でもパフォーマンスが落ちたことでもありません。

引退の理由は、『競技サーフィンに対する情熱を維持することが難しくなったから』とのことです。

17年間という長い競技生活、全力で戦い続けたミックファニングを心から尊敬します。最後の大会は、ベルズビーチでのイベントです。

年齢は36歳。競技生活17年に幕を下ろす時が来ました。

本当にお疲れ様でした。

今回はミックファニングに対して行われた、インタビューの全容をお送りします。

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インタビュー全容

今でも高いレベルでサーフィンをしているのに、なぜキャリアを終えることにしたのですか?

『そうだね、自分自身もサーフィンのレベルが下がったとは思っていない』

『最も大きな理由は、コンペティションに対しての情熱が薄れてしまったことだよ。

それが最大の理由。リタイヤする理由は、サーフィンのレベルとかそういうのではなく、競技に対する情熱が失われたことだよ』

なぜベルズビーチでリタイヤすることを決めたのですか?

『ベルズビーチを最後のツアーイベントにすることは、自分の頭の中に常にあった』

ベルズビーチは自分にとって特別な場所。それと、リップカールのホームであることも大きな理由の1つだよ』

最後の2つのイベントに対しての不安感はありませんか?

『全くないよ。ただ自分のサーフィンに集中するだけだよ、その瞬間を楽しみたいと思っている』

ワイルドカードとしてイベントに戻ってくることはありませんか?

『なんとなくワイルドカードについては他の人たちと話していた、もしも自分自身が本当にやりたいと感じたら、ワイルドカードもありえるかもね』

『でも今の段階では、競技サーフィンから去る事しか考えていないよ。競技サーフィンを去り、サーフィンに行くんだ』

最も誇りに感じたことはなんですか?

『ワールドタイトルや、イベントでの勝利は素晴らしいものだったよ』

『自分の持てる力全てを出し尽くしたことかな』

あなたにとっての最大のライバルは誰ですか?

『自分にとっての最大のライバルは、ジョエル・パーキンソンだと思うな』

『13歳の時からお互いに競い合ってきた。小さな大会から大きな大会まで、ジョエルに勝ちたいと心底思ってきた。その気持ちは今でも変わらないよ』

ジョエル・パーキンソンはいつまで競技サーフィンを続けると思いますか?

『彼のやり方だったら、あと30年ぐらいはやるんじゃないかな』

ツアーから去る上で一番楽しみなことはなんですか?

『ジョンジョンと引退について話したんだ。彼は引退後が怖くないのか?って感じで聞いてきて。引退後に何が起こるかなんて、自分自身でもはっきりとはわからない。

はっきりしていることと言えば、引退後にサーフィンに行くことかな。それから素晴らしい波を探すこと。それは純粋に、とても楽しみなことだよ』

競技サーファーとして、どのように人々の記憶に残ってほしいですか?

『自分がサーフィンに全てを捧げていたことかな。それがだれかの記憶として残って行くのならいいな』

『スポーツマンシップも自分にとっては重要なことの1つ』

 あなたにとってロイヤリティとはなんですか?

『ロイヤリティと、自分がスポンサーから受けたサポートは本当に素晴らしかった。16か17歳の頃から同じステッカーをつけている事、新しいスポンサーを加える事ができた事。スポンサーに、感謝しないことはとても難しい事だよ』

 今のプロサーフィンについての考えを聞かせてください。

『今のサーフィンは、想像の遥かに上を行っている。17年前のツアーと比べると今のサーフィンはもう、天井を突き抜けたよ』

『ツアーから去るけど、自分の見たいサーファーのヒートは必ずチェックするよ。それも一番の楽しみだ』

これまでの道のりはどのくらい楽しかったですか?

『たくさんの年月をツアーで過ごした事、それはとても楽しかったよ。ジェットコースターのようだった』

『現役生活はもちろん山あり谷ありだったけど、たくさんの素晴らしい思い出がある。素晴らしいサーフスポット、大切な仲間たち、永遠に色褪せない思い出、それが僕が引退と一緒に持ち出すものだよ』

『その物語と思い出が、僕の笑顔を作ってくれる』

まとめ

インタビューの中で引退後について聞かれたとき、ミックファニングが『世界の素晴らしい波を探し求めることにワクワクしている』と語っていました。

そして、『競技サーフィンを去り、サーフィンに行くんだ(I’m just gonna go and go surfing)』とコメントしたとき、感動して泣きそうになりました。

サーフィンとはなんて素晴らしいのだろうと感じました。

過酷な世界で戦い続けたサーファーを癒してくれるのも、『波とサーフィン』なのです。これってすごいことだと思いませんか。

競技サーフィンの世界は、過酷で熾烈な戦いが繰り広げられています。プロの世界は、アスリートとして情熱を持続し、努力を続けて初めて到達できる世界です。

生半可なサーファーが飛び込める世界では決してありません。

その過酷の世界で活躍をし続けた、ミックファニングの引退の言葉に僕はとても感動しました。

純粋にサーフィンを楽しむであろう、ミックファニングの今後がとても楽しみです。

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サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。