シングルフィンの取り付け方と調整方法【各セッティングによる違いを説明】

今回の記事は、シングルフィンの取り付け方と調整方法についてです。 シングルフィンの取り付けは、非常にシンプルで […]

最終更新日:2018年7月3日

今回の記事は、シングルフィンの取り付け方と調整方法についてです。

シングルフィンの取り付けは、非常にシンプルです。基本的には、ワンタッチタイプかボルトとナットを使用するタイプのふた通りになります。

どちらの場合でも、シングルフィンの取り付け方は非常に簡単です。ここから、取り付けの流れを説明します。

シングルフィンの取り付け方

四角い形状をしたナットをフィンボックスにいれる

ボルトを使用するタイプの場合は、ナットが四角く特殊な形状をしています。

一番最初に、ナットをフィンボックスに入れます。手で入れにくい場合は、ボルトに軽くつけた状態でナットを入れて見ましょう(写真参照)。

気をつけるべきポイントは?

気をつけたいことは、四角いナットの向きです。平らな面が締め付け側になるようにナットを入れてください。

シングルフィンのナットの形状を理解しよう

ボルトとナットをつけた状態で入れるとシングルフィンボックスに入れるのが容易に

フィン側のネジ穴に合うようにナットを移動する

ナットがフィンボックスに入ったら、フィン側のボルト穴の位置にくるよう移動させます。

シングルフィン側のネジ穴とナットの位置を合わせる

シングルフィンの出っ張りをボックスにはめる

次にシングルフィンをボックスに取り付けます。シングルフィンには、金属でできた取り付け用の出っ張りが付いています。

その出っ張りをフィンボックスの溝に入れます。シングルフィンを完全にはめ込む前に、ナットとボルトが合う場所まで移動します。

上手く合わせられたら、次はどうするの?

ナットとボルトが合う位置まで移動したら、シングルフィンを溝に押し込みます。

フィン側にある金属部分を溝にはめる フィンの先でサーフボードを傷つけないように気をつけよう

ボルトを締めてフィンとナットを固定する

完全にネジ穴があったら、ボルトを穴に入れてマイナスドライバーで締め付けていきます。緩んで来ないようにしっかりと締め込んで行きましょう。

ネジ穴があったらマイナスドライバーでフィンを固定していく

マイナスドライバーを持ち歩きたくない人にオススメのアイテム

ボルトとナットを工具で締めるのが面倒な人は、ドライバー不要になるアイテムがおすすめです。こちらのアイテムはマイナスドライバーを使わずに、ボルトを手で締め込むことが可能です。

ドライバーを忘れる心配がないため、サーフィンに安心して出かけることができるはずです。

ワンタッチでシングルフィンを固定できるボルトもおすすめ

その他にも、ワンタッチでフィンを固定することが可能なものもあります。

クリップ式で締め付けることができるため、ボルトとナットの紛失の心配がありません。

交換が簡単そう・・

サーフィンのセッションの間でも、フィンの取り外しが気軽にできます。フィンの微妙な調整を行いたい場合に非常に便利なアイテムだと言えます。

シングフィンがぐらつく場合の対処方法

購入したシングルフィンによっては、ボックスにセットした時にぐらつく場合があります。

その場合は、隙間に紙やテープなどを挟み込んでください。ぐらつきがなくなれば、シングルフィンの取り付け完了です。

ぐらつきがあると良くないの?

人によっては、あえてシングルフィンのぐらつきを残すこともあります。その理由は、フィンのフレックス性を上げるためです。

ラリー・バートルマンなどの70年代を代表するハワイアンサーファーも、そのようにセッティングを行っていたそうです。

気になる方は、是非試してみてください。

シングルフィンのセッティング方法

シングルフィンは、ボックス内で前後に動かすことができます。サーフボードはフィンの位置が前後することにより、乗り味が大きく変わります。

フィンの位置が前後するだけで違いが出るの?

シングルフィンは特に、その影響が大きく出るセッティングです。

簡単に説明すると、シングルフィンを前(ノーズ方向)に取り付けるとサーフボードが動かしやすくなります。

その反対に、テール方向へ動かせばサーフボードの安定性が増します。それと同時に、『板の動かしやすさ』が低下します。

シングルフィンの位置の違いによる性質の変化

シングルフィンを前(ノーズ方向)に取り付けると

利点

  • サーフボードが動かしやすくなる
  • 回転性が上がる

欠点

  • ルーズになりすぎる
  • フィンが抜けすぎる

シングルフィンを後ろに取り付けると

利点

  • 安定性が増す
  • スピードが上がる

欠点

  • 回転性が下がる
  • サーフボードが動きにくくなる

ただしサーフボードのシェイプによってはセッティングの例外もあるので、注意が必要です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

シングルフィンの調整は、単純なようで奥が深いです。

『シングルフィンを取り付ける場所は、どこが一番いいのか』

それに対しての絶対的な答えというものは存在しません。しかし、それぞれの波に適したシングルフィンのセッティングは必ず存在します。

一番いいのは、同じ波で様々なセッティングを試してみることです。面倒ですが、セッションの間にフィンのセッティングを変更してみるのが一番の方法だと言えます。

同じ波で違うセッティングを試すことで、シングルフィンの位置が与える違いについて深く理解ができます。何回も繰り返しているうちに、それぞれの波にあったシングルフィンのセッティングが見えてくるはずです。

乗り手や、サーフボードの形状が違うとセッティングの方法も変わってきます。

サーフボードの持っている潜在能力を引き出せるように、楽しみながら試行錯誤してみてください。

答えは必ず見つかるはずです。




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。