自分はどのレベル?サーフィン上達の過程【初心者から上級者までの違い】

サーフィンの練習に入る前に必要不可欠なのが、『自分のレベル』と『サーフィン上達の過程』を理解することです。 自 […]

最終更新日:2019年4月14日

サーフィンの練習に入る前に必要不可欠なのが、『自分のレベル』と『サーフィン上達の過程』を理解することです。

自分のレベルを知っていいことがあるの?

自分のレベルがわかれば、次に目指すべき目標が見えてきます。次のゴールが身近にあれば、諦めずに波乗りを続けることができるのです。

サーフィンは難しい

サーフィンでよく言われるのが、『他のどのスポーツよりも難しい』というものです。

それは、まぎれもない事実です。サーフィンを短期間でマスターするのは、99%不可能です。

運動神経が良くても同じ?

どんなに卓越した運動能力があったとしても、まともに波に乗れるようになるまで一年はかかります。

そして波に乗れたところからが、本当の意味でのスタートになります。途中で投げ出さないためにも、『上達の過程』と『自分のレベル』について学んで行きましょう。

自分のサーフィンのレベルを知ろう

ここからサーフィン上達の過程について、レベル別に説明して行きます。

注意)日本には、レベルを定義する独自の『サーフィン検定』が存在していますが、今回の記事ではそれらは一切考慮していません。

サーフィン検定について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

【参考になる記事】あなたのサーフレベルはどのくらい?初心者でも挑戦できる!NSAのサーフィン検定でスキルを磨こう!

サーフィン上達の過程

初心者サーファーの特徴と成長過程

Level1 はじめの一歩を踏み出せた初心者

  • サーフボードをなんとなく選んでいる
  • サーフショップの店員に『初心者用の板を探しています』と言う
  • ホワイトウォーターで練習している
  • 割れていく波に乗れない
  • 運が良ければなんとか立てる
  • どの波を選ぶべきか理解していない
  • サーフィンのルールを理解していない
  • 波が大きいとパドルアウトができない

これらのサーファーは、初心者中の初心者です。サーフィンを始めてみたものの、右も左もわからない状態です。

とりあえずサーフボード片手にプロフィール写真でも・・・

このレベルの初心者サーファーは、『割れていく波』と言われても、何のことかもわかりません。短い板のサーファーが上級者用だという『勘違い』を持ってしまいがちなのも、この時期です。

一緒に波に乗ろうとしただけなのに怒鳴られた・・・

初心者中の初心者は、ルール違反もやりがちです。

ルールを理解せずに海に入り、怒鳴られてしまうのです。怒鳴られた理由すらわからないのは、危険な状態です。しっかりとルールを学んで、初心者を卒業しましょう。

全然波に乗れないし、つまらないからやめたい・・・

多くの人が、この段階でサーフィンをやめてしまいます。ここで諦めずに続けられるかどうかが、『サーファーになれるかどうかの境界線』です。

波に乗れないサーファーを卒業したい・・・

『昔はサーフィンしてた』

という人の多くが、このレベルでやめています。諦めずに海に通い続けて、次のレベルまで何とか持ちこたえましょう。それができれば、あなたの人生は180度変わります。

 

初心者サーファーの見た目【動画】

Level2 諦めずにサーフィンを続けた初心者

  • 波になんとか乗れるがテイクオフの成功率が低い
  • 乗るべき波に対しての理解が深まる
  • 斜めにテイクオフできる
  • 割れていく波にも乗れる
  • ボトムターンがなんとなくできる
  • 波に乗る姿勢が不自然
  • 横に走れるようになる
  • トリミングターンができるようになる
  • スピードをなんとなくつけられるようになる
  • サーフボードの違いを言える
  • サーフィンのルールを理解している

 

このレベルまで到達できれば、『初心者卒業』もあと少しです。諦めずに海に通い続けたからこそ、得られた結果です。

サーフボードの違いもわかり、新しいサーフボードが欲しくなる時期でもあります。

自分はもうサーファー?

間違いなくサーファーです。自分が立派なサーファーであることを、誇りに思ってください。

その他の特徴は?

割れていく波に乗ることもできるようになり、『本来の波乗り』について理解できるようになった状態です。あとは上達の階段を、一歩ずつ確実に、歩んでいくだけです。

初心者サーファーの様子

初心者サーファーの外見

中級者サーファーの特徴と成長過程

Level3 更にサーフィンの虜になる中級者

  • ほとんどのコンディションでパドルアウトが確実にできる
  • 波を選べる
  • スピードをつけられるようになる
  • 小波でのサーフィンが苦手
  • 頭以上のサイズの波でも冷静でいられる
  • 自分の目指しているサーフィンのスタイルが明確
  • 確実に横に走れる
  • 自分の描くべきラインが見えてくる
  • バックハンドの波も確実に乗れる
  • 予想外のワイプアウトをすることがある
  • ロングライドができる
  • カットバックがなんとなくできる
  • トップターンが時々うまくできる
  • いつも同じアクションをしがちになる

初心者を卒業したサーファーは、『波乗りの虜』です。

中級者になったらどんな気持ちになる?

毎日サーフィンをしていたい。

そんな気持ちで、いっぱいになる時期でもあります。サーフトリップに思いを募らせ、新しいサーフボードの購入に心を躍らせていることでしょう。

 

中級者サーファーの見た目

Level4 注目を浴び始める中級者

  • 小波でもサーフィンができる
  • カットバックができる
  • トップターンができるようになる
  • カットバックを使い分けられる
  • バレルにも入れるようになる
  • 時々チューブメイクが成功する
  • 想像通りのライン取りができる
  • バックハンドでも確実なパフォーマンスができる

サーフィンの上級者になるために、必死にもがく時期です。

海に行くたびに課題が見つかり、『上達』を感じられないことがあるのも、中級者の特徴だと言えます。

どんなサーフィンをするの?

初心者が望むサーフィンを見事にこなすのが、中級者です。他人から見たらとても上手いのですが、本人はまだまだ納得がいかないことが多いはずです。ただ、実際は確実に、『上級者への階段』を登っています。

中上級者のサーフィンの見た目

上級者サーファーの特徴と成長過程

Level5 圧倒的な存在感の上級者

  • テイクオフの成功率が極めて高い
  • 小波でもレベルの高いサーフィンができる
  • バレルの中で自分のポジションをコントロールできる
  • 自由な発想でライン取りができる
  • 様々な種類の波で確実なパフォーマンスができる

海で圧倒的な存在感を示すのが、『上級者サーファー』です。

上級者はどんなサーフィンをするの?

波に乗るたびに他のサーファーから注目を浴び、一挙一動が洗練されています。

中級者がしがちなミスをすることがなく、目標とされるサーファーです。

上級者は確実にサーフボードをコントロールできる 上級者のサーフィン

【上級者サーファーの動画】

 

まとめ

サーフィンは『中級者』の範囲がとても広いものです。僕自身のサーフィンレベルも、『中級者』です。

おそらく『私はサーフィンの上級者』、と語れる人はほぼいないのではないでしょうか?

誰から見ても上手いサーファーであっても、本人は決して納得していないのがサーフィンなのだと思います。

サーフィンは、『終わりのない探求』と言えるのかもしれません。だからこそサーフィンはこんなにもたくさんの人を、夢中にさせるのではないでしょうか?

また、どのレベルであったとしても、それが各サーファーの実力を決定づけるものでは決してありません。

その理由は、スプレーを飛ばすトップターンが完璧にできなくても、スタイルがある格好いいサーファーがたくさんいるからです。

プロを目指す人以外にとっては、サーフィンはスタイルがあるかどうかが重要になります。

どんなにスプレーを飛ばしても、『ふんふん前足でかちゃかちゃしているサーファー』には誰も見向きはしないものなのです。

皆さんはどんなサーファーを目指しているのでしょうか?そしてそのゴールまで、あとどれくらいなのでしょうか?

ゴールに到着してもきっと新たな目標が出てくるとは思いますが、それまでの道のりを思う存分楽しんで行きましょう。僕自身もその日のために、できる限り海に通い続けます。

サイト運営者の紹介

齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。