サーファーができる自然破壊への対策5点

自然は、今この瞬間も壊れ続けています。それは止めることができない、坂を転げ落ちるボールのようです。

ひとりの人間として自然に対峙すれば、人間は一瞬で叩きのめされます。それは今も変わりません。

それにもかかわらず、『人間が生み出した文明』は、いつのまにか制御が効かない暴走するロボットのように、目を出そうとする植物達を踏み潰していきます。

それでは、自分たちにできることはないのでしょうか?

ただただ目を瞑り、見て見ないふりをする以外にないのでしょうか?

そんなことはありません。ひとつひとつは小さな取り組みでも、その数が増えれば増えるほど、力強く確かなものに変わっていきます。

その行動は、決して無駄にはならないのです。

サーファーとしてできることをしていこう

とにかくゴミを拾い続ける

目の前に、小さなプラスチックゴミが落ちていたとします。それは、自分たちの手で拾うべきです。

何もしないとどうなる?

拾わなければ風に飛ばされて、海へたどり着きます。そのあと何が起こるかは、多くの人が知っているはずです。

365日、毎日一個ずつでもいいのです。その積み重ねが一年後に、大きな力になります。

もしも日本中のサーファーが海に行くたびにゴミを拾い続ければ、それは大きな力となるのです。

無駄だと感じていても、するべきです。

ゴミを拾い続けよう

再生可能な素材のウェットスーツを選ぶ

サーフィンの道具の多くが、石油由来の製品です。ウェットスーツのネオプレンも石油由来になります。

ただし、その製品の中には、『環境への負荷が少ないもの』も多く存在しています。

例えばどんな?

現在、パタゴニアが率先して、環境への負荷が少ない自然由来のウェットスーツ素材の開発に力を入れています。

ひとつひとつの選択を、ほんの少しだけ立ち止まって考えれば、『選ぶべきもの』は見えてくるはずです。

【参考になるサイト】パタゴニア公式ホームページ

自然への負荷が少ないサーフボードを選ぶ

サーフボードの中には、環境への負荷が少ないレジンや素材を使っているものがあります。

それらの製品を選ぶことで、環境への負荷を少しずつ減らすことができます。

他に方法はないの?

中古のサーフボードを選択することも、環境への負荷を減らす一つの方法です。

倉庫に眠っているサーフボードがあるのなら、リサイクルショップに持っていくのも一つです。

誰かの手に渡り、中古のサーフボードとして長く使用されたら、それだけでも大きな一歩になります。

【エコボード詳細はこちら(英語)】the ecoboard project

自分の道具を長く使う

繰り返しになりますが、新しいものを作り出すのは膨大なエネルギーがかかります。それは、サーフボードやサーフィンの道具に限りません。

何か例はないの?

例えば、エコバックです。プラスチックを使わないために買ったはずなのに、いくつも家にありませんか?

エコなものを使う理由を知ろう

持ってるだけで環境にいいんじゃないの?

エコバックであっても、一つの商品を作り上げる工程で環境に負荷がかかります。ただたくさん持っているだけだったら、大きな意味をなさないのです。

【参考になる記事】エコバックやマイカップは本当に環境に優しいのか?『エコ』な行動に隠された6つの真実

じゃあどうしたらいいの?

大事なのは、『ただ使う』のではなく、『どうして使うのか』を理解することです。

それができるかどうかで、数年後の結果は大きく変わるはずです。

思いを伝える

環境問題についてサーファー達が話し合うことは、素晴らしいことです。

『言葉を伝え』、『話を聞き』、『前向きな決断と判断』を繰り返していきましょう。

環境問題への思いを、誰かに伝えよう

相手が全然わかってくれない・・・

環境問題について考える人は、グループ化できます。話し合う上で大切なのは、そのグループ間での『口喧嘩』になってしまわないようにすることです。

  • 真剣に考え行動しているひと
  • 真剣に考えた結果、諦めたひと
  • なんとなく考えて、なんとなく行動しているひと
  • 完全に興味がないひと

パッと考えただけでも、これだけのグループに分けることができます。

相手を自分と同じ思想に強制的にしようとすることは、『話し合い』ではありません。

どうして?

想いを伝え理由を述べたら、あとは本人次第だからです。

感情的にならないように、淡々と思いと理由を伝え続けましょう。その人を変えようとするのではなく、『自ら変わろう』とするのをただ待つのです。

サーファー同士で環境問題について話し合おう

まとめ

自分の場合、環境問題について真剣に調べれば調べるほど、『今更何をしても無駄なのではないか』と考えてしまうことがあります。

ポジティブな部分を見つけようとしても、ネガティブな力が強すぎるせいで、すぐに覆い隠されてしまうのです。

だからと言って、『何もしないでいる』というつもりもありません。

目の前にゴミが落ちていたら、拾う。

未来に得られる結果は、今現在している小さなことの繰り返しなのです。

200年後に、今よりもっと綺麗な海でサーフィンができますように。

そのために今できることを、『行動するのみ』です。

記事を書いている人

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。個人の写真はインスタグラムにて掲載しております。

 

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