サーフィンでスピードを出すコツ8選【加速の原理がわかれば誰にでもできる】

サーフィンでスピードを得ることは、とても大事です。その理由は簡単で、スピードが出なければターンをしたり次のアク […]

サーフィンでスピードを得ることは、とても大事です。その理由は簡単で、スピードが出なければターンをしたり次のアクションにつなげていくことができないからです。

技術のあるサーファーは、非常に小さい波でもスピードを得ることができます。

どうやったらスピードが出るの?

最初に結論を挙げるとすれば、スピードを出すために一番大事なのは『パワーのある波のゾーンに自分をポジショニングすること』です。

それを繰り返すことさえできれば、どんどんスピードがついていきます。

今回の記事は、『サーフィンでスピードを出すコツ』についてです。

サーフィンでスピードを出すために必要なこと

【加速の原理】波のどの部分が力が一番強いかを理解する

波の力が強い場所を理解することは、スピードをだすためになによりも必要です。

サーフィンは波の原理原則を理解して、加速する動作(アップスンと呼ばれる)を行わなければ意味がありません。

アップスンのやり方については、こちらの記事が参考になります。

【参考になる記事】アップ&スーンのやり方【Insist Surf】

波のどの部分が、一番スピードが出るの?

波の力が強い部分を表したイラストが、こちらです。イラスト内の赤く色が塗られた部分が、波のパワーゾーンです。濃い赤になればなるほど力が強いことを表しています。

波の力が強い部分を示したイラスト

イラストからわかるように、波はハイラインに近ければ近いほど力があります。

その逆でボトムに行けばいくほど、波自体の力が弱まっていくのがわかるはずです。

サーフィンでスピードを出す原理は、『波の力が強いポジションでエネルギーを得て、ボトムに降りる時に発生する重力でさらに加速する』というものです。

重力で加速した後はどうしたらいいの?

波の斜面を下って得たスピードを殺さないように、『力を抜いてパワーゾーンに戻ること』が一番のコツです。

重力を利用して加速したまま再びハイラインに戻ることで、継続的にスピードを出すことが可能になるのです。

波の力を利用することが重要

波のパワーがある場所にポジションを持ってくる

波の力が強い場所が理解できたら、自分自身をその位置にポジショニングする動作が必要になります。

波によって違いはありますが、基本的な動作は同じです。

まず最初になにをしたらいいの?

スピードをつける必要があると判断したら、ハイラインにまず移動しましょう。レールを入れてハイラインまで移動できたら、サーフボードを踏み込みボトムへ降りる動作を行います。

基本的なラインどりは、下のイラストのような動きになります。

スピードを出すためのコツ

スピードを出す際の注意点は?

特に注意したいのが、ハイラインに戻るときの動作です。ここで力んでしまったりすると、大きく減速してしまいます。重要なのは上に戻るときに『どれだけ減速せずにスピードを維持できるか』です。

ジャンプをするぐらいの気持ちで、膝を柔らかくしてサーフボードを浮かせて見てください。

この時にボトムに降りすぎてしまうと減速してしまうので、注意が必要です。

前足に荷重をかける(フロントフットフォワード)

基本中の基本ですが、スピードをつけたいときほど『前足荷重』が必要不可欠です。スピードをつけたいときは『後ろ足に意識』を置かずに、『前足荷重』に意識を集中させましょう。

デッキパッドは意識しないほうがいい?

スピードを出したいときは、後ろ足がデッキパッドから外れても全く問題ありません。

前足荷重はフロントフットフォワードとも呼ばれ、スピードをつけるための非常に重要な動作になります。両足を前側(ノーズ側)へ移動してみてください。

サーフボードを無理に動かさない

サーフボードを無理に動かそうとすると、スピードはつきません。

じゃあどうしたらいいの?

大事なのは、波の動きを最大限に利用して、サーフボードを合わせていくことです。サーフボードをかちゃかちゃと動かさず、タイミングを合わせる意識を持って見ましょう。

力を抜いてリラックスする

スピードを出す上で重要なのが、『とにかくリラックスする』ことが挙げられます。

どうしてリラックスするのが大事なの?

その理由は力を抜く動作が、ハイラインへ戻るときに必要不可欠だからです。

サーフボードを踏んだ後、『力を抜く動作』をすることで波のパワーがある場所(トップ)に戻ることができます。体の力を抜くことを意識して見てください。

内股を意識する

後ろの膝をたたみ内股を意識することも、スピードを出すために大事です。

どうして内股の方がスピードが出やすいの?

ガニ股で立つよりも、後ろ足がたたまれていたほうが『前足荷重』になるからです。それに加え、膝を意識的に曲げることで下半身をリラックスさせることができます。

ガニ股では無駄に筋肉が緊張してしまい、うまく力を伝えることができなくなるのです。

スピードを出したいときは、『後ろ足の膝を曲げ内股にする』ように心がけて見てください。

両手を前に振る

両手を前に振る動作は、『スピード』をつけるための有効な手段の1つです(特にサイズのない波で有効)。

腕を振ることにどんな効果があるの?

腕を動かすことで、前足でボードを踏みやすくなり荷重も抜きやすくなります。

サーフスケートでサーフィンの練習をしたい場合、『両手を効率的に動かし推進力に変える動作』を意識して見てください。

ブランコを漕ぐイメージで体全体を使って腕を振ると、スピードがついてくるはずです。

両手を前に振ることでスピードが出る

スピードが出るサーフボードを選ぶ

紹介したコツを試してスピードが出ない場合、間違ったサーフボードを使用している可能性があります。

適正の浮力のものを使用しているはずなんだけど?

それは、適正浮力のサーフボードであったとしても十分起こりえることです。

ショートボードの場合は特に、足のスタンスや身長に対して正しいサイズのサーフボードを選ばなければ、スピードを出すことが非常に難しくなります。

間違ったサーフボードを選んでいないか、もう一度確認して見ましょう。こちらの過去記事も、参考にしていただけたら幸いです。




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。