ショートボーダーがロングボードに乗り換えた時にやりがちな失敗例3つ

ショートボードだけをしている人からすると、ロングボードは簡単に思えることが多いようです。 でも実際にやってみる […]

ショートボードだけをしている人からすると、ロングボードは簡単に思えることが多いようです。

でも実際にやってみると、ロングボードにはロングボードの難しさがあることに気がつくはずです。

妙な大股になってしまったり・・・

ノーズにすり足で行ってしまったり・・・

無理やり小手先だけで、ロングボードを動かそうとしてしまうのもそうです。

ショートボードだけしかしたことがない人がロングに乗ると、どこか不自然になってしまうものなのです。

今回の記事は、『ロングボードに初めて挑戦するショートボーダーがやってしまいがちなミス』についてです。

ロングボードはショートボードとは全くの別物である

前足で踏んで加速しようとする

ロングボードの場合、前足でむやみに踏んでもほとんど加速していきません。

それに加えて、長めの板に乗っている状態で前足でふんふんしてしまうと、なんとも言えない『不格好さ』がにじみ出てしまうものなのです。

波に乗っているだけじゃだめなの?

それ自体は決して悪いことではありませんし、『波に乗る』という目的は達成しています。

ただ、『ロングボーダーの追求するスタイル』を知っていれば、サーフィンに対してより広い視野を持つことができます。

どうやってロングでスピードをつけるの?

スピードをつけたい場合、上下差のある大きなアップスンをするか、体ごと前側にすこしステップする必要があります。

その一方でロングボードには、『何もしないでいい選択肢』があります。

ロングボードはほとんどの場合は自然と加速していくので、波に身を委ねるだけでいいぐらいなのです。

それがショートボードとのおおきな違いであり、『ロングボード』ならではの魅力だと言えるのではないでしょうか?

ショートボードができてもロングはできない理由

すり足かに歩きでノーズに行こうとする

ショートボーダーがロングボードを手にしたときに、一番最初にやるのが『すり足かに歩き』です。

ノーズに行くことに夢中になり過ぎて、『クロスステップの過程』を飛ばしてしまうのです。

それの何が行けないの?

ロングボードは、ただ単にノーズに行けばいいわけではありません。

ノーズに行く一歩一歩が美しくなければ、『スタイル』とは言えないのです。

『すり足かに歩き』は、ショートボードで言うと『極度なガニ股スタイル』です。

簡単に説明すると、どう言うこと?

なんとなくできているけど、不自然で不格好な状態でサーフィンをしていて、違う意味で注目を集めてしまっている。

まさに、そんな状況だと言えます。

『過程の美しさ』を追求するからこそ、ロングボードはとても奥深いサーフィンなのです。

クロスステップのやり方については、こちらの記事を参考にしてみてください。

ハングファイブのコツ

取り回しができずにノーズがささる

ショートボーダーがロングボードに乗ると、その取り回しの難しさに驚くものです。

パドリングをしながらの簡単な方向転換も、ロングボードになるだけで思うようにできません。

  • 波が来ていたのにロングボードが切り返せず、チャンスを逃してしまった

そんなことが頻繁に起こるのが、ロングボードの取り回しです。

それは、テイクオフやターンの時も同様です。

例えばどんなふうに?

ショートボードならノーズが刺さらなかった動きでも、ロングボードだとすぐにディグしてワイプアウトしてしまうのです。

ロングボードの取り回しができるようになるまでは、一定の時間がかかります。

ショートボードと全く別の体重移動の技術も、ロングに乗る回数が増えれば必ずできるようになるはずです。

ロングボードの取り回しは難しい

まとめ

ロングボードは、面白いです。そして、とても難しいです。

ショートボードから初めてロングボードに乗った時は、なにもできずに四苦八苦したのを覚えています。

『ロングボードは簡単だ』

そんな声は、よく耳にすることです。

でも実際に乗ったら、『ロングボードの難しさと奥深さ』を痛感することになるのです。

ロングボードを始めるなら、早いうちにスタートしておくに越したことはありません。

それだけは、断言しておきます。

記事を書いている人

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。