サーフィンの基本姿勢!初心者にありがちな間違った認識と正しい姿勢の練習方法

サーフィンにおいて重要なのは、間違った姿勢で波に乗らないことです。 初心者のほとんどは、間違った姿勢でサーフボ […]

最終更新日:2018年11月11日

サーフィンにおいて重要なのは、間違った姿勢で波に乗らないことです。

初心者のほとんどは、間違った姿勢でサーフボードの上に立とうとします。特に横ノリスポーツの経験がない人は、下の写真のようなガニ股で相撲をするような体勢になってしまいます。

四股を踏むような姿勢でサーフィンをしていると、はたから見ていて非常に格好が悪いです。この姿勢は、初心者女子サーファーに特に多く見られる傾向にあります。

がに股で相撲取りのように波に乗る姿は、『優雅』という言葉の対極にあります。

サーファーの中には、がに股のままでもある程度乗れるようになる人もいますが、他の人から憧れるサーファーとしては程遠いと言えます。

どうしてガニ股だとダメなの?

1つ目の理由は単純に、『格好悪くてスタイルがないから』です。それに加えて、がに股であることで、ターンの際の腰の可動域が狭まります。

もちろん本人が好きでやっているのであればいいのですが、ほとんどの場合は気がついていない場合が多いです。

サーフィンの姿勢は変な癖がついてしまうと、直すことが難しくなります。

間違った姿勢でサーフィンを続けても、なかなか上達しません。今回は、『基本姿勢』と『間違った姿勢』について解説して行きます。

【へっぴり腰姿勢の改善方法はこちらの記事】

間違った基本姿勢

正しい基本姿勢の解説の前に、間違った姿勢について説明して行きます。

サーフィンにおいて最も代表的な間違った姿勢は、『がに股』です。

サーフボードに立つように指示すると、ほとんどの初心者がガニ股になります。両手を広げてガニ股になり、腰を落とすと見事な屁っ放り腰になります。

間違ったサーフィンの姿勢は早めに修正しよう

間違えたサーフィンの姿勢は見た目も悪い・・・

その姿はまるで、四股を踏む相撲取りのようです。横ノリの経験者は、進行方向への膝の傾け方を知っているのでそうはなりません。

サーフィンは、波が作り出した斜面を滑り降りるスポーツです。

両方の膝がやや進行方向に向くように、サーフボードの上に立ちましょう。

がに股のままサーフィンを続けるとどうなるの?

下の写真のサーファーは、ガニ股を修正せずにサーフィンを続けてきている典型例です。波には乗れていますが、サーフボードを乗りこなしているとは言えない姿勢になっています。

ガニ股サーファーは最も恥ずかしい間違ったサーフィンの体勢

両方のつま先が外側に向いていてその状態で腰を下ろしているため、完全なガニ股サーファーです。

この状況では、後ろ足の膝を畳んだ状態にするべきだと言えます。がに股でも波に乗れないことはないのですが、自分が思っているよりも格好良くないのが大きな問題です。

サーフィンの正しい基本姿勢を覚えよう

サーフィンの正しい基本姿勢とは、『ガニ股にならないように腰を下ろし、後ろ足の膝が進行方向へ向いている体勢』です。

技術が高まると、自由に姿勢を変えることができるようになります。それまでは、基本姿勢をしっかりと意識するようにしましょう。

正しいサーフィンの基本姿勢をマスターしよう

スタンスは肩幅と比べてやや広め

まずは自分の肩幅より、やや広めにスタンスをとります。自分の目の前に、サーフボードを置いてやったほうがわかりやすいです。

目線を進行方向側へ向ける

顔と目線を進行方向に向けてください。そうすると、自然と肩も進行方向に向いて行きます。

肩と胸も進行方向へ向ける

顔と目線を進行方向に向けることで、胸も開いて行きます。前足のつま先もやや進行方向側へ傾けてください。

膝を曲げて重心を低くする

膝が伸びていると、サーフィンはできません。必ず腰を落として重心を低くしてください。

腰を落とすことで得られる利点はなに?

重心が下がると、サーフボードを強く踏み込むことができるようになります。下の写真のサーファーは、膝をもっと曲げる必要があります。

重心を下げていないため見た目が非常に滑稽なサーファー

後ろ膝を曲げて、膝の皿を進行方向側へ向ける

後ろ足の膝は、前方向へ向くように意識してください。がに股ではなく、後ろ足は内股気味にしてみましょう。

頭の位置は腰の上に

頭の位置は常に、サーフボードに対して垂直になるようにしてください。

簡単に説明するとどういうこと?

お辞儀をしている状態になっているのは、間違った姿勢です。猫背にならないように、背筋を伸ばすことを意識してみましょう。

下の写真のサーファーは、基本姿勢ができていません。上体だけが先へ急ごうとして、腰を落としきれていないのがわかります。このサーファーは重心をもっと下げ、後ろ足の膝をたたむ必要があります。

重心を落としきれていない初心者サーファーの例

上半身を前足側にかける

後ろ側に体重がありすぎると、失速する原因になります。

上半身を前足側にかぶせるようにして、前足荷重を意識してみてください。そうすることで減速せずに、波に乗ることができます。

きちんとした基本姿勢の写真は?

こちらの写真のサーファーは、非常に綺麗な姿勢でサーフボードを乗りこなしています。後ろの膝がしっかりとたたまれていて、内股気味になっています。

腰をしっかりと落としているため重心が低く、安定したサーフィンができています。

正しいサーファーの姿勢の例

手と腕はリラックスした状態で

初心者にありがちなのは、手のひらをプラペラのように広げてしまうことです。

バランスを取るためにヤジロベーのような姿勢になる気持ちはわかりますが、それではサーフィンができません。

じゃあどうやってバランスを取ったらいいの?

バランスを取るのに最も重要なのは、腕と手がリラックスした状態であることです。カチコチに肩に力を入れ腕を伸ばしても、安定した姿勢にはなりません。

ターンをするときに腕と手のリードが必要ですが、まず一番大事なのはリラックスすることです。波に乗ったら、肩と腕の力を抜いてみましょう。

腕をリラックスして重心を落とすこともサーフィンの基本姿勢において重要

まとめ

極論を言ってしまえば、がに股でもサーフィンすることは可能です。波にも乗れるし、ターンもなんとなくならできてしまいます。

がに股スタイルが出来上がってしまったら、それを修正するのにものすごい時間を要することになります。

そうならないようにするために、しっかりと基本姿勢を習得しましょう。

基本姿勢がきちんとできている人は、誰から見ても美しいサーフィンをするものです。自然体でサーフィンをしている人たちは、基本姿勢を応用させています。

がに股では、優雅でリラックスしたサーフィンは絶対に不可能です。しっかりと基本姿勢を覚えて、サーフボードを乗りこなしてください。

後ろ膝は進行方向へ向けて、まずはリラックスしてみましょう。誰が見ても憧れるサーファーになれるように、海に通い続けましょう。




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。