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サーフィンのパドリングでアバラが痛くなった時の対処法と対策

パドルをしていて、『あばら』が痛くなったことありませんか?

その大きな原因は、『サーフボードとの摩擦』と、『繰り返される小さな衝撃』です。サーフボードと繰り返しぶつかることで蓄積されるダメージは、想像以上の痛みが伴うものです。

人によっては、肋骨を疲労骨折してしまう人もいるほどです。痛みが悪化するとパドルがまともにできず、サーフィンができなくなってしまいます。

ひとによっては、皮膚の下に脂肪腫ができることもあります。 通称、『パドルダコ』とも呼ばれる脂肪腫は、体の防御反応によりできたものです(僕にもあります)。

脂肪腫とは 脂肪腫はその病名からも解るように脂肪細胞の良性腫瘍で、症状としては少し弾力のある柔らかいしこりを皮膚の下に触れる状態(引用元:http://www.aoyoko-sc.jp/shibou/)

 

ラッシュガードや裸でのサーフィンは、『アバラ部分の痛み』がひどくなる原因の1つです。

今回の記事は、その痛みを半減させる方法と対策について書きました。

あばらが痛いとサーフィンに集中できなくなってしまう

なぜサーフィンをしていると肋骨が痛いのか

パドリングは、胸をそらすのが基本です。

パドリングをしている間は、肋骨とサーフボードの間に隙間ができます。

隙間ができるとどうなるの?

体を動かすたびに、その部分に衝撃が加わることになります。パドルを繰り返している間中、肋骨へのダメージは蓄積されていきます。

肋骨の痛みへの対処法と対策

パドル姿勢の改善

パドリングのフォームを改善することで、肋骨にかかる負担を軽減できます。

あばらが痛くなる原因の大元は、『パドリング』です

間違ったパドリングを行うと、体がブレます。パドリングをしている際に、頭が左右に動いてしまう人は特にフォームを改善する必要があります。

どうしてフォームを改善する必要があるの?

その理由は、頭が動くと足全体が左右に動いてしまい、あばら骨に衝撃が伝わってしまうからです。

頭をブラさないパドリングを習得すれば、あばら部分に伝わる衝撃を減らすことができます。

以下のことを意識してパドリングを行って見てください。

  • 上体を起こす
  • 頭をブラさないようにする
  • 腕を回すときは肩甲骨を意識する
  • 肘を高く上げてパドリングを行う
  • 腕を水中に入れすぎない

正しい姿勢でパドリングをすれば、あばらの痛みは減る

ワセリンを塗る(擦れによるダメージの軽減)

ワセリンを塗ることで、『擦れによるダメージ』を軽減できます。ただし、衝撃によるダメージは軽減されません。

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ワセリンを塗れば、擦れによるあばらの痛みを改善できる

デッキパッドを貼る

サーフボードに前足用のデッキパッドを貼ることで、アバラにかかる衝撃を軽減できます。

デッキパッドの本来の目的とは違いますが、あばらの痛みに対して効果のある方法です。

どのデッキパッドがおすすめなの?

部分的に貼ることができるデッキパッドであれば、自分の肋骨の位置に対して調整することが可能です。

クッション性の高い、デッキパッドを選びましょう。

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サーフボード用デッキパッド

デッキパッドを貼れば、あばら部分への衝撃を減らすことが可能

リブガードを使用する

リブガードは、サーフィンのあばらの痛みに対して開発された商品です。開発者もサーファーで同様の痛みに悩まされており、商品としての完成度と信頼性はお墨付きです。

あばらが痛くならないアイテム・・・

価格もお手頃で手が届きやすいので、試してみる価値は十分にあります。

リブガードは、ウェットスーツとおなじ素材のネオプレンで作られています。

管理を怠らなければ、長く使用できる商品であることは間違いないです。

まとめ

ここ最近、自分自身もラッシュガードのみでサーフィンをしていたせいか、あばら骨に痛みがありました。

あばらに痛みがあると、サーフィンに集中できなくなってしまいます。

自分自身のパドリングも、まだまだ改善の余地がありそうです。あばらの痛みを悪化させないよう、適正なパドリングを心がけたいと思います。

『キープ・サーフィン』を実現するために、体も大事にして行きたいと思います。

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