サーフフォトグラファーとしてのこだわり【サーフィンの写真を撮ろう】

カメラの世界って、少し特殊だと思います。人によっては、カメラの撮影は知識がないとダメだという人もいる。 カメラ […]

最終更新日:2018年5月11日

カメラの世界って、少し特殊だと思います。人によっては、カメラの撮影は知識がないとダメだという人もいる。

カメラは道具です。知識はもちろん重要ですけど、カメラは写真を撮るための道具であり、センサーの大きさや画素数を競う会う道具ではないとも思うんです。それは重要な要素ですけど、スペックが全てではない。

個人的に、被写体という素材を料理する方法は、知識や道具のスペックのみで構成されているのではないと考えています。

【関連記事】サーフフォトグラファーになるために必要な道具【サーフィンの撮影方法】

サーフフォトグラファーとして伝えたいこと

誰もがサーフィンを見ていて、おーすごいとか、今のサーフィン写真に撮りたかったなって気持ちになったことがあると思うんです。

その瞬間を撮って写真にしたら、すごく楽しいです。

サーフフォトグラファーって、サーフィンをやっている人が多いんですよね。それはやっぱり、サーファーとして感動したその瞬間を撮影したい、他の人にも見てもらいたいっていう気持ちからだと思います。

僕はニュージーランドで、サーフィンの撮影以外、写真を撮ることはほとんどありません。

僕に撮ってのカメラに夢中になれる被写体は、車でも電車でも人でも景色でもなかったんです。サーフィンの撮影を始めてからは、カメラが本当に楽しいです。

いい写真が撮れそうな波が来ているときは、サーフィンと同じくらいワクワクします。

サーフフォトグラフィーの楽しさ

例えば100人のうち、99人の人が『君の写真はきらいだ』と言ったとします。

でも100人のうちの一人が『なんか君の写真好きだよ』って言ったのだとしたら、その写真は何よりも素晴らしい写真だと考えています。

99人が嫌いだけど、一人だけ好きだと言った写真。100人全員が好きだと回答した写真よりも、魅力を感じませんか。

仮に100人のうち、100人がその人の写真を嫌いだと言ったとしても、自分がかっこいいと思っている写真を撮り続ける人はなんかかっこいいですよね。僕はそう思います。

サーファーを捉えるための工夫をする

今回のサーフィン写真集『Wave: Surf Photography』は全て縦構図にしています。

ドローンで空撮したサーフィンの写真って、縦にするか横にするかで印象は全く変わるんですよね。この二枚の全く同じサーフィンの写真を見比べてください。

横構図例
[Wave surf [photography]より

与える印象が変わって来ますよね。1枚目は人間の見える視点に近いので、安心感があるように僕は思います。

同じ写真でも縦構図にすると、圧迫感のある写真に変わり、捉える側の印象が変わります。1枚目のサーフィンの写真の方が好きな人も多いのではないでしょうか。

まとめ

今回の『Wave: Surf Photography』は、縦構図を全てのサーフィン写真に採用しています。その理由は自然の怖さや波の強さも伝えたかったからです。

圧迫感があり、サーファーに迫って来る波の強さや凄まじさを、少しでも伝えることができたら嬉しいです。

それでは明日もいい波が来ますように。

サーフィン写真集 WAVE Surf Photography

波と人間が調和する瞬間を捉えた、サーフフォトグラファー齊藤剣介の作品集。空撮写真で構成されており、新たな視点からサーフィンを捉えている。波を愛する人すべてに贈る『波とサーファーの写真集』。




サイト運営者の紹介

齊藤剣介

サーフフォトグラファー齊藤剣介

1984年生まれ。2012年、ニュージーランドに移住。波乗りに明け暮れながら、サーフフォトグラファーとしても活動している。北海道出身。

サーフフォトグラファーとしての実績
2017 Unsplash awards short listed
2018 Sony world photography Awards commended

※記事内で使用されている写真の大半は、個人で撮影したものではありません。